【社会】中学の先生、生徒に２０分間殴る蹴るの暴行。別の教諭も止めず…長崎

☆ばぐた☆

・長崎市立東長崎中（松尾整子校長、８３５人）で今年７月、２年生の男子生徒（１４）が
　指示を守らなかったとして、男性教諭（３９）が約２０分間にわたり、殴ったりけったり、
　襟首を締め上げるなどの暴行を加えていたことが２６日、分かった。現場には別の
　教諭が２人いたが、止めに入らなかった。男子生徒は頸椎（けいつい）などを傷め、
　吐き気や頭痛、目の奥の痛みなどの症状が続いている。完治の見通しは立っていない。

　同校や男子生徒の保護者によると、今年７月、男子生徒を含む４人が授業中にガムを
　食べたことが発覚。学校側は、男子生徒ら４人に「ほかに食べた疑いのある生徒」の
　名前を挙げさせた上、これらの生徒に連絡しないよう指示した。
　だが、男子生徒は名前を挙げた一人について確信が持てなかったため、翌日、本人に確認。
　「食べていない」と否定されたので、名前を告げた教諭に伝えようとしたが職員室に姿が
　見当たらず、そのままガムを食べたとされる１０人と一緒に放課後、教室に残された。

　この場で、担任（３８）が「連絡を取った」ことを理由に、男子生徒に教室の後ろに立って
　いるよう指示。指導のサポートに入っていた男性教諭は、男子生徒に「おまえが連絡を
　取ったのか」と尋ねると、いきなり床に引き倒し、脇腹を数回けった。
　その後も複数回、教室の壁やロッカーに頭を打ちつけたり、顔を殴ったりした。さらに
　男子生徒がつま先立ちになるほどシャツの襟首を締め上げ、生徒は呼吸が
　できなかったという。担任はほかの生徒たちを指導中。別の女性教諭（３６）も
　その場にいたが、いずれも男性教諭を止めなかった。

　男子生徒は口の中を切って出血。上半身や顔を中心に腫れやあざがひどく、左耳が
　一時聞こえなくなった。約１週間後の３連休は吐き続けて食事もできなかったという。
　頸椎と腰の骨を傷め、今も整体治療に通っている。
　学校側は男子生徒側に謝罪し、治療費は校長が私費で支払っているという。保護者は
　「今後、退職や転勤で校長や（暴行した）教師が学校を去ったら、治療費の支払いは
　どうなるのか。学校からは詳しい事実関係の説明もない」と話している。（抜粋）
　http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20101027/03.shtml

【社会】 中学の先生、生徒に２０分間殴る蹴るの暴行。別の教諭も止めず…長崎

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