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『読みました』報告スレッド その2
- 1 :名無しのオプ:2010/09/09(木) 22:31:06 ID:DvRfdtwd
- 読んだミステリーの感想を書きましょう。
- 647 :名無しのオプ:2011/01/14(金) 20:29:23 ID:iNKOyFea
- おーい書斎、お前の分身のでつまつがミス板に二度と来ないって本当かい?
お前も見習って二度と来るなよw
- 648 :名無しのオプ:2011/01/14(金) 23:58:23 ID:uaYbZP8N
- 結局>>643は、同じIDを出せなかったんだね…w
残念だなあ、自分が正しいというその論拠を聞きたかったのに。
隔離スレでも何でもないところにまでコピペ爆撃しても、
それは正しいというその根拠をねw
- 649 :名無しのオプ:2011/01/15(土) 00:02:09 ID:62xJ4hYG
- ID:uaYbZP8N
こいつが一番気持ち悪いな。
- 650 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/01/15(土) 08:17:47 ID:li8sTwN7
- 「野村胡堂伝奇幻想小説集成」を読んだ。
正直言うて、大きく失望した。
前記した「奇譚 銭形平次」の末国君の編であるだけに期待したのだが、
編者解説でも自白(?)されているとおり、
「奇談クラブ」でなく戦後版「奇談クラブ」だろうが(泣
「桃源社版『奇談クラブ』は古書店での入手がそれほど難しくないので・・・」
とあるが、ここはまず「スーパーナチュラルな題材を取り上げたホラーから、
都市伝説や巷説、風聞を紹介する作品、奇怪な謎が合理的に解明される
探偵小説、落とし話的なユーモア譚、変態性欲や異常心理を題材にした作品
までバラエティ豊かな作品が集められていた・・・」という戦前版を
読みたかったものである。
しかも、収録された戦後版が面白い作が多いのであればいざ知らず、
大好評な全話講評を書く気も失せるような駄作ミステリとしか言い様がない
ものばかり・・・この点は「解説」でも認めるところであろう。
併録された伝奇小説集も含めて、文句無しに「逝ってよし!」な大部な1冊と
言い得るし、
全体を通じては、クラシック好き・語学堪能な「あらえびす」の英語混じりの文体頻発が違和感、かつ、うざいものあり。
- 651 :名無しのオプ:2011/01/15(土) 08:43:56 ID:XMerIN/I
- >>649が>>644の指摘通りでワロタ
- 652 :名無しのオプ:2011/01/15(土) 22:52:51 ID:Aucij5+W
- 分野や作家をいろいろ違えて本を読むといってたくせに
同じ作家を続けて読んだフリするとは何と頭の悪い書斎だことw
>>651
バカにされて悔しかったらしいね。
このスレでなら遊んでやるからもっと騒げよID:uaYbZP8N
お前を叩いてしるのは何回も回線切り替えているたった一人の人間で
お前に賛同するのは大勢なんだから安心しろw
- 653 :名無しのオプ:2011/01/15(土) 23:15:50 ID:XMerIN/I
- >>652が>>644の指摘通りでワロタ
- 654 :名無しのオプ:2011/01/15(土) 23:24:39 ID:Aucij5+W
- >>653
もっと面白い煽りを頼む。
- 655 :名無しのオプ:2011/01/16(日) 13:00:15 ID:obysBxhd
- >>651
まあID:lYRZjaRjは、「ここは隔離スレだから」ってのを免罪符にして
(実際には免罪符にはならないけど、少なくとも本人はなると思ってるっぽい)
コピペ荒らししまくってたからなあ。
他のスレでも同じことをやってたと指摘されれば、もう馬鹿理論も破綻して
正当性をまともに説明ができるはずがないよ。
実際>>644以降はもう、苦し紛れに反論にもなってない誹謗中傷を書くばっかだしね。
- 656 :名無しのオプ:2011/01/19(水) 20:46:52 ID:+2KddJDr
- こないだ別の板でID:lYRZjaRjの基地外レスが晒されててワロタ
- 657 :名無しのオプ:2011/01/19(水) 21:51:55 ID:B7gNF9U4
- >>650
土曜日の朝8時にそんな本を読み切ったんだw
しかもSF板のほうでももう一冊「読んだ」と報告しているよな?
徹夜で2冊も?へえw
- 658 :名無しのオプ:2011/01/20(木) 19:21:22 ID:ZqVJYSQ1
- >>655-656
ねえ、ここはツイッターじゃないんだからもう粘着は止めたら?
「隔離スレ」だと思ってないんならなおのことさ
あれだけコピペを批判してるんなら自分もレスの消費を控えなきゃ説得力がないよ
つか
>こないだ別の板でID:lYRZjaRjの基地外レスが晒されててワロタ
これあんたの大嫌いなコピペじゃん
笑ってる場合じゃないでしょ
怒らなきゃ
- 659 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/01/22(土) 12:25:26 ID:kikZck1N
- ポール・アルテ「殺す手紙」を読んだ。
訳者あとがきにも記されたとおり、久々のアルテたん、
ただし、おなじみツイスト博士シリーズでもこの作者十八番の密室もの
でもないノンキャラ作品。
体裁面では、記念すべき(?)ポケミス活字1段組第1弾
でもある。
内容的には、サスペンス・ミステリちゅーよりは、スリラーやね。
映画化もされた戦時スパイ・スリラーの傑作「蛇の眼」とスティーブンソンの
名作「ジキル博士とハイド氏」が本作の着想に関連するとのことだが、
大ネタはどう見ても、ミステリ史上ではドゥーゼ作品が先鞭をつけた「アレ」
でしょ。
全体評価としては、御都合主義満載ながら二転三転する展開がラストまで
コンパクトに纏められており、楽しめないことはなかった。
正に「パーっと読んでポーン!」、車中で読了した場合は下車時に
躊躇無く処分出来る類の作である。
ゆえに、ペーパーバックミステリとしてはこれでOKなのだろうが、
ミステリ(あるいはスリラー)を書くことに専念するばかりに、
折角の陰影に富んだ登場キャラを掘り下げて書くことは全くされておらず、
「小説」としての「深み」は著しく欠くものとなっているのが残念だ。
ミステリ(あるいはスリラー)にそこまで求めるのは酷に過ぎ、
また、対象読者(知的レベルには「?」が付く者多数か)を思えば、
そこまでの必要は無いということであろうか。
- 660 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/01/23(日) 13:38:43 ID:oWCGrNNm
- 原武史「沿線風景」を読む。
非常に楽しい読物であった新書「鉄道ひとつばなし」の著者にして、
専門分野でも数々の受賞歴がある若手政治学者による鉄道エッセイ集。
(ただし、「まえがき」にも記されているが、書評欄掲載だったため、
必ず「本」との関連が念頭に置かれて書かれている)
この手のジャンルでは最早、古典と化した故宮脇氏の多くの著書とは異なり、
時間をかけた長距離の旅行とは無縁な
主として首都圏沿線の旅(これも日常における「冒険」の範疇に入るで
あろうか)が、食べ物(ラーメン等のB級グルメの話題多し)、路線バス、
鉄道駅ホームの変遷等の小ネタをまじえて綴られる。
ここで思い浮かぶのは、読書人であれば川本三郎氏の名であろう。
実際、本書中で川本氏の著書に言及されている部分もあるし、
著者が大学院時代の恩師(川本氏の大学の同窓生)から、似ていると評された
との記述も見受けられる。
ただし、川本作品からの影響という点は直接に触れられていないのは残念。
この著者のエッセイと川本氏のそれの違いは、
いくらか意図したものかもしれないが、著者の専門である政治学
(特に天皇・皇室制度)へと話題が収束しがちな点であろうか。
小説・映画・漫画・アニメ等々へと多彩な話題の広がりを見せる
ジャーナリスト出身の書き手と現役の学者の相異、あるいは年齢による時代性のそれであろうか。
ミステリネタでは、西村京太郎記念館を訪れ、本人が来館者と歓談中のシーン
に出遭ったときのクールな視点が面白い。
鉄道好きな著者だが、西村作品は好みではないようだ。
まあ、初期作品が未読なら手に取って欲しいとは思うが。
- 661 :名無しのオプ:2011/01/23(日) 20:28:10 ID:uW6BEh0h
- 書斎の読後論考は本当に素晴らしい。
- 662 :名無しのオプ:2011/01/23(日) 23:01:37 ID:A5NmQt1u
- ☆でつまつ君と愉快な仲間達☆ (アニメ映画板)
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1295420233/
215 :少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA :2011/01/23(日) 22:10:46 ID:Q4DGwchw
ミステリ板が恋しい(/_;)
216 :少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA :2011/01/23(日) 22:11:41 ID:Q4DGwchw
ここは意地悪な人がいゆ(/_;)
218 :少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA :2011/01/23(日) 22:26:19 ID:Q4DGwchw
ミステリ板が恋しい(/_;)
スレが立って数日でもう爪はじきにされて泣き言言ってるよ、馬鹿書斎ww
- 663 :名無しのオプ:2011/01/24(月) 03:19:53 ID:h34o6wo5
- 「ベヴァリー・クラブ」読了。
たぶんそうじゃないかな、と思っていた通りの結末だったけど、面白かった。
本屋で見かけたら買って損はしないと思う。特にミステリ歴が長い人にはお薦め。
- 664 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/01/24(月) 21:44:43 ID:Nji/vcz1
- 「ベヴァリー・クラブ」と「警官の証言」はレトロな探偵小説の雰囲気だけ
堪能出来ればOK程度の作かと思う。
- 665 :名無しのオプ:2011/01/25(火) 13:10:35 ID:txjY6B5T
- 読んだこともない本をいちいち否定するキチガイは死ね。
- 666 :名無しのオプ:2011/01/25(火) 22:38:30 ID:lT1BERvZ
- 誰に向かって喋ってるんだ>>658はw
ここが掲示板だって理解してないっぽいな
- 667 :名無しのオプ:2011/01/25(火) 22:46:28 ID:IHR4qeHD
- ここは書斎と>>1とがキチガイ度を晒すためのスレw
- 668 :名無しのオプ:2011/01/26(水) 02:42:50 ID:1WL4vIC+
- 安東「撃てない警官」を読了。新聞のレビューが良かったので読んだけど、あまりおもしろくなかった。
事件が小粒なのはいいとして、「推理」するシーンが少なく、登場人物の魅力も薄い。
>>663俺も「ベヴァリー・クラブ」読んだ。俺はあんな結末とは夢にも思わなかった。かなり驚いたよ。
- 669 :名無しのオプ:2011/01/27(木) 02:02:39 ID:JGCXL7pR
- 城平京「名探偵に薔薇を」読了。ずっと積んだままですっかり忘れてた。
タイトルがちょいとアレだが、結構面白かった。特に第1部「メルヘン小人地獄」が良かった。
この話はどこに行くんだろう?というワクワクした気持ちは久しぶり。
それにしてもこの作者、最近何してんだろ。全然聞かないけど、まだ書いてるのかな。
- 670 :名無しのオプ:2011/01/28(金) 10:45:28 ID:oAHCMgd7
- 「見当たり捜査官」(戸梶)読了。
このひとの底辺層の描き方が好きだ。
スーパーマン捜査官がエリート相手にモテモテで事件
解決とかじゃないとこがいいよ。
- 671 :名無しのオプ:2011/01/29(土) 01:42:03 ID:UTNOtRn8
- カー「三つの棺」を久しぶりに再読。いつ読んでもトリックが頭に入らない。それでも面白いんだよなあ。
昔買った本は、土の中から手が出ている表紙だったけど、今回買ったのはタロットカードみたい…
んんんんん?何げにネタバレしてないか、この表紙。
- 672 :名無しのオプ:2011/01/29(土) 01:50:39 ID:fxYA04zp
- 書斎のために必死だなw
- 673 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/01/30(日) 01:30:58 ID:xUgbPwWB
- しばし、「銭形平次捕物控」に関して書いてみたく思う。
「銭形平次捕物控(四) 城の絵図面」を読んだ。
早速だが、大好評の収録作品全話講評逝ってみようか!!!
「くるい咲き」
意外な動機というミステリ的趣向はあれど、基本は平次談らしい人情噺。
可も無く不可も無くと言うたところか。
「兵糧丸秘聞」
秘薬ネタでなかなか面白い。
「人魚の死」
いわゆるプール殺人事件だが、トリックもそれなりに出来ている感あり。
「美女を洗い出す」
フランス・サスペンス・ミステリのようなタイトルだが、サイコ・ミステリの
如き展開と相成る。まずまず読ませるものあり。
「城の絵図面」
偶然性に頼ったものとはいえ、本物と偽物の絵図面が交錯する展開が面白い。
「黒い巾着」
ダイイングメッセージねた。おみくじに着目したのは、なかなかの慧眼か。
- 674 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/01/30(日) 01:31:50 ID:xUgbPwWB
- 「大盗懺悔」
池波作品にありそうな盗賊談。美女の拷問シーンとか正にオトナの読物という
感あり。
「十手の道」
表題作と同じく武家ネタ。美女に酷い運命ってのはシリーズのデフォ化して
いるという感あり。
「どんど焼き」
江戸風物をあまり書き込まない「あらえびす」には珍しく「どんど焼き」が
メーンに出て来るネタ。密室トリック好きは必見や。
「十七の娘」
若い娘の連続殺人。やや偶然性に頼った部分もあるが、
本巻の締めとなる作だけあって、書き込めば長編ミステリとしても
いけそうな作。出来から見れば、「城の・・・」ではなく本作をタイトルに冠するべきであった。
- 675 :名無しのオプ:2011/01/30(日) 04:10:40 ID:sjybDhj/
- 初野「空想オルガン」読了。やべ、3部作なのに、2部目を読まないで読んじゃった。
1作目と比べると今ひとつだけど、そこそこ面白い。ハルタのお姉さんが登場するが、……正直イタイ。
- 676 :名無しのオプ:2011/01/30(日) 11:09:01 ID:idQoGtBn
- 俺なんかは退出ゲームや初恋ソムリエより空想オルガンのほうが好きだがなぁ
- 677 :名無しのオプ:2011/01/30(日) 19:12:26 ID:Tw8/HumQ
- コピペ荒らし君は、>>644に答えられない以上、
どう言い繕ってもただの荒らしなんだけどね
- 678 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/01/30(日) 21:04:29 ID:79pM1Hs6
- 野村胡堂「銭形平次捕物控(十三)青い帯」を読んだ。
おなじみ収録作品全話講評逝ってみよう!!
「土への愛着」
百姓の土地に対する愛着をメーンに据えたこのシリーズらしい人情噺。
格別に語るべきものはない。
「お由良の罪」
タイトルが意味深。ビッチという現代語を想起する者も多かろう。
人間ドラマとしてなかなか面白く書けており、表題作は本作でも良かったかも。
「矢取娘」
弓を利用したトリックがまずまずの面白さ。
「唖 娘」
現代ではNGタイトルだが、八五郎の悲恋(?)ネタとして読み逃せない。
「青い帯」
締めで書かれた現代でも通じるような平次の人間観が印象的な一編。
「辻斬」
平次十八番の投げ銭も映える。スリリングな作。
ただし、その分、謎解きミステリ色は薄いのは残念か。
「弥惣の死」
J・Dでも書きそうな殺人トリックがちと面白い一編。
まあ、それだけとも言えるが。
「月の隈」
これもJ・Dの「囁く影」とか想起させる作。やはりそれだけなんだが・・・
「お吉お雪」
犯人設定ひとつ見ても平板な作。これは文句無しの駄作でしょ。
「仏 敵」
密室殺人もの。
単純で地味ながら、それなりに筋が通った解決が成されるのは良し。
- 679 :名無しのオプ:2011/01/31(月) 01:57:31 ID:rOgZqQh3
- 「犬なら普通のこと」読了。犬が出てこなくてびっくりした。
沖縄行ってみたいなあ、という気持ちになりづらいけど、
2日ぐらい暇をつぶすにはもってこいの小説。
- 680 :名無しのオプ:2011/01/31(月) 13:22:47 ID:DHWify50
- これで捕物帳について何か論を述べるというならまだしもwww
結局バクリ感想だからそこまで踏み込めないんだな死祭w
- 681 :名無しのオプ:2011/02/01(火) 01:38:27 ID:pugS8P4W
- 「悪魔パズル」読み終えた。ハラハラドキドキ面白かった。
でも訳者も書いているが、プロローグがない方がよりドキドキしたと思うんだよね。
- 682 :名無しのオプ:2011/02/01(火) 17:50:41 ID:zXaohiKX
- 歌舞伎町セブン、読了。
何これ、ウルトラセブンへのオマージュかなんかですか?w
どうも続編臭ぷんぷんなんだが、たいして目新しくない。
- 683 :名無しのオプ:2011/02/01(火) 19:09:32 ID:lFO51vKW
- 書斎と>>1が必死になっているスレはここですか?
まあ静かでいいけど。
- 684 :名無しのオプ:2011/02/01(火) 21:55:33 ID:JUndUKyJ
- アントニイ・バークリー「試行錯誤」が読みたかったけど、もう絶版で手に入れるの難しいだろな
と思って戸棚漁ったら「トライアル&エラー」の時に買ってたwでも字がめっちゃ小さくて読みづらいwww
- 685 :名無しのオプ:2011/02/02(水) 00:42:26 ID:u8dA6Twa
- 倉知「こめぐら」「なぎなた」読了。全体的になんか今ひとつ。
「見られていたもの」(「なぎなた」所収)は悪い西澤保彦という感じだった。
良かったのは「闇ニ笑フ」(「なぎなた」所収)、「さむらい探偵血風録 風雲立志編」(「こめぐら」所収)。
- 686 :名無しのオプ:2011/02/03(木) 17:51:27 ID:LDjPzmjD
- ブックオフで購入
阿刀田高「夜の旅人」
脂が乗り切ってる時期でも長編はアレなんだな……
氏の既刊のエッセイと内容文章ともに変わりないのがすごい
- 687 :名無しのオプ:2011/02/03(木) 18:07:47 ID:00dJwsGq
- 隔離スレじゃなくてもコピペ爆弾投下してる荒らしが逆ギレワロタ。
- 688 :名無しのオプ:2011/02/03(木) 20:20:39 ID:s0ATwsPS
- 梓崎優「叫びと祈り」読了。一つ一つとっても面白かった。
特に「凍れるルーシー」は最後が凄い。読んで損はない短編集だと思う。
- 689 :名無しのオプ:2011/02/03(木) 23:11:52 ID:qqAcWVD2
- ID:lYRZjaRj必死すぎw
- 690 :名無しのオプ:2011/02/05(土) 01:50:28 ID:MS/uiool
- 芦辺拓「綺想宮殺人事件」を読んだのだが、途中から話が大きくなりすぎて……。
で、最後に「森江すごいぞ、バンザーイ!」となるのだから、白けたなあ。もうこれは伝統芸ということでいいや。
- 691 :名無しのオプ:2011/02/05(土) 09:34:55 ID:Sxm+C0rT
- >>690
芦辺はわけのわからん日本人批判に虫唾が走る
島荘のはただの外国かぶれってことで許せるけど
こいつはダメだ
こいつはリアルな左翼だ
- 692 :名無しのオプ:2011/02/05(土) 11:55:08 ID:Ac35yhF1
- >>691
それなのに右寄りの讀賣新聞に勤めてたんだよね。
よくわからん人だ。
- 693 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/05(土) 23:16:44 ID:VuCi6vtq
- 本来はホラーは板違いなのだろうが、ミステリ作家の手による「ミステリ」
としての読み方が可能な作も含んだ作品集を紹介しておこうか。
都筑道夫「深夜倶楽部」を読む。
読み始めて気付いたが、新刊時(随分と前になるが)に
既読の連作短編集であった。
狂綺堂の「青蛙鬼談」等の怪談を愛読する筆者としては、
明らかにこのスタイル(百物語形式)を意識した構成に惹かれて
手にしたのであろう。
感想は暇潰し程度にはOKだが、あまり面白くはない。
と言うたところか。
時代性の違いはあるが、ストイックなタッチが魅力の綺堂怪談とは
異なり、ミッチーなりの読者サービスなのかセックス、お色気絡みのねた多し。
(「姫はじめ」なんていうまんまのタイトルの作もあり)
結果的にこれが恐怖感を殺ぐような結果になっているのが残念だ。
ミステリと違い謎の解明は不可欠ではないので、作者ミッチーが思わせぶりに
楽しんで書いているのがわかる。
- 694 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/05(土) 23:17:54 ID:VuCi6vtq
- 収録作品全話講評
「死びと花」
それなりにこってりしたオーソドックスな怪談(生霊ネタ)だが、
合理的な解釈も可能かと思わせる点がミソか。
この後に話されたという、遂に書かれず終った「十年前のニューヨークの話」
も読んではみたい気はする。
「鏡の国のアリス」
お色気が強調された鏡怪談。
語り手のエディターからひとつの疑問点が呈されてはいるが、
これも一応合理的な解釈が可能という締め。
「姫はじめ」
3話構成。怪談は昭和10年代を舞台に講釈師が主人公の2話目のみ。
1話目は江戸時代末期を舞台にした町絵師が主人公のエロティックで
猟奇的な奇談、3話目は現代艶笑談とでも称すべき作。
まあ、どれも楽しく気軽には読めるわな。
- 695 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/05(土) 23:18:34 ID:VuCi6vtq
- 「狐火の湯」
山中の温泉を舞台にしたお色気たっぷりな怪異談だが、
友人の死体を見た女のそっけない態度、最後の宿の主人の醒めたコメント、
この辺に何かありそうに思わせる含みが読ませどころかも。
「首つり御門」
残酷でホラーな設定にもかかわらず、登場キャラたち掛け合いで落語を見ているかのような軽快さがある作。
作中でも言及される「そこつ長屋」、作者のなめくじ長屋シリーズを想起させる
タッチである。「馬頭等誌」(めずらし)にはワロタ。
「幽霊屋敷」
オーソドックスなゴーストストーリーかと思いきや、
予想外のハチャメチャ展開を見せる作で、まずまず楽しめた。
本作は超常現象前提なのが難だが、心霊現象と思わせて超能力か、
これはマシスンの「地獄の家」とは反対のパターンやね。
トビー・フーバーの「ポルター・ガイスト」とはどちらが先だろうか?
・「夜あけの吸血鬼」
これはタイトルからネタばれ気味の失敗作でしょ。
親子二代で謎の母娘に遭遇するという点は凝っているが、
際立った意外性も無いし、それなりの謎解きも無し。
これが締めの1作なのは惜しかった。
- 696 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/06(日) 09:37:41 ID:3aLgiMwe
- 野村胡堂「銭形平次捕物控(五)金の鯉」を読んだ。
「路地の小判」
地味過ぎるタイトルだが、意表を突く小判の隠し場所といい、
意外な犯人設定といい、まずまず読ませる作に仕上がっている。
「二度死んだ男」
最後の八五郎の台詞に「捕物はつまらねえが・・・」とあるとおり、
ミステリとしては駄目駄目。
犯罪を招いたガイシャの趣向が落語的で面白いといったところか。
「二本の脇差」
ミステリ色よりも人情噺色が強く出た作。
こういう作は人により好みが分かれえよう。
「金の鯉」
ダイイングメッセージねた。
お堂に関係者一堂を会した名探偵平次の謎解きという舞台設定は面白いが、
内容そのものは平板。
「殺され半蔵」
実質的な主人公は遊び人だが忠義に厚い中間、タイトルにも名を冠された
半蔵である。平次談のひとつのパターンであるご家中のいざこざネタ、
これもメーンは人情噺である。
- 697 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/06(日) 09:40:02 ID:3aLgiMwe
- 「幽霊にされた女」
見世物のお化け屋敷をクライマックスに持って来た活劇色が強い作。
まあ、読んで楽しくはある。
「赤い痣」
人気シリーズにありがちな主人公偽者ネタ。これも活劇色が強く、
投げ銭合戦まであり。これもまあ気軽に楽しめるエンタメではある。
「幻の民五郎」
締めはミステリ色を前面に出した怪盗ネタにご家中ネタが絡む。
眠狂四郎シリーズあたりにありそうなお色気ありな作だが、
真相は見え見え。
*なお、「呪いの銀簪」「江戸阿呆宮」は、「奇譚 銭形平次」に関する
論考を参照されたし。
- 698 :名無しのオプ:2011/02/06(日) 09:57:41 ID:Lhie7FHk
- コピペ乙
- 699 :名無しのオプ:2011/02/06(日) 11:31:06 ID:m8lN/z9s
- ♪読んでないのに読んだフリ
なぁぜ?
なぁぜなの〜♪
- 700 :名無しのオプ:2011/02/06(日) 22:30:03 ID:t0lu2uy3
- 小島正樹「扼殺のロンド」読了。
さくっと読めて面白い。島荘を軽くした感じ。
これといって何も後に残らないので、時間をつぶすのにもってこい。但し登場人物がちょっと中二病っぽいので、注意が必要かな。
- 701 :名無しのオプ:2011/02/09(水) 18:46:40 ID:LXsLCu2g
- 歌野昌牛の長い部屋読了
これは見事に騙されましたねー
島田荘司の推薦文に
ミステリ史に残るトリックだそうですが
読者の8割は屋敷の見取り図見た段階でトリックを看破する。
探偵役が魅力なし。
まあその後活躍したので才能を発掘という観点からは意味がある作品なのでしょうが
同じトリック二回も使うなw
- 702 :名無しのオプ:2011/02/09(水) 23:21:40 ID:RpOcAME+
- 葉桜の季節に君を想うということ
なんか詐欺に引っかかった気分だ……謝罪と賠償を要求する
ってまあこんな意見が出てくる俺には作者のメッセージが伝わってないんだろうけど
いや言いたいことはわかるけど、でも、けどさあ、ねえ
- 703 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/11(金) 09:06:58 ID:2ofk1WJP
- 「銭形平次捕物控(十四)雛の別れ」を読んだ。
収録作品全話講評
「駕籠の行方」
平次が犯罪者にシンパシーを示し過ぎるラストがひっかかるが、
八五郎の追跡談から始まり、シリーズ十八番のご家中ネタへ展開、
それなり読ませるものあり。
「雛の別れ」
おなじみ大店の犯罪な一編。和風ジョンなトリック、意外な犯人と工夫は
凝らされている。
「井戸の茶碗」
本作の売りであろうアリバイ工作もありきたりで、落語かおなタイトルが
少し面白く感じられるだけの作や。
「仏師の娘」
まあ、アーティスト気質による犯罪とでも称すべき異色作。
「火の呪い」
連続放火犯グループと平次&八五郎の対決を描いた推理より活劇中心な作。
ゆえに鬼平っぽい。
- 704 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/11(金) 09:07:38 ID:2ofk1WJP
- 「鐘五郎の死」
密室ちゅーより、不可能犯罪ネタ。保護色に着眼したトリックはなかなか
面白い。平次に助力を請う同業者、三河町の佐吉のネーミングは、
三河町の半七+人形佐七か。この辺のお遊びも面白い。
「紅いしごき」
犯人設定に矛盾(剣の腕前は良いのか悪いのか?)が生じており、
偶然性も強過ぎる展開で、出来は良くない。
「第廿七吉」
十八番のご家中ネタだが、二転三転する展開でサスペンスミステリとして
面白いものあり。
「父の遺書」
このシリーズを読み慣れていると、犯人は見え見えのうえ、犯行方法が
上手く行き過ぎという感あり。駄作の部類に入るかと思う。
「五つの命」
子供誘拐ねた。でも土蔵を見落としていたってのは名探偵平次として頂けない
ものあり、まあ、凡作でしょ。
- 705 :名無しのオプ:2011/02/11(金) 09:13:34 ID:H+CX4NL8
- おもしろいとか凡作とか・・・
そんなことしかいえないんだったら書くなよ
- 706 :名無しのオプ:2011/02/11(金) 11:52:28 ID:unowZMKK
- 一連の駄感想文を見て思ったこと。
書斎は銭形平次も読まんと「捕物帳は半七しか認めない」とほざいていたんだなw
- 707 :名無しのオプ:2011/02/11(金) 20:54:35 ID:lDdAfQxO
- 一言コメントでどこまで論考できるか、書斎は挑戦して成功を収めている。
おもしろいとか凡作という言葉の背後をこそ慮るべき。
- 708 :名無しのオプ:2011/02/12(土) 04:40:38 ID:2hT66APW
- その程度のことしか書けないと言うだけなのに何が挑戦だなにが成功だ馬鹿w
そういう自己賛美する前に実際に本を読んでみろ役立たずのごく潰しw
- 709 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/12(土) 11:47:22 ID:6XjufeEa
- 「銭形平次捕物控(十五)茶碗割り」を読んだ。
収録作品全話講評。
「二枚の小判」
平次版贋金つくり。偽小判の和風隠し場所がなかなか面白い。
「権八の罪」
大店の犯罪ネタだが、ありきたりな人情噺に終始した感あり。
「仏喜三郎」
まあ、動機から見て犯人見え見えだし。平次談にありがちな人情噺に
止まったという感あり。
「茶碗割り」
烏賊もの、トリカブトねたである。ご家中ものと並んで平次談には多い
大店の事件もの。格別面白いといった作ではない。
「蜘蛛の巣」
タイトルに冠された蜘蛛の巣は小ネタに過ぎない。
なぜか蜘蛛の習性にまで詳しい博学な平次親分という感あり。
「秤座政談」
これも大店の事件。ただし、名門の秤座という珍しい家業である。
この職に関する薀蓄を読むだけでも面白いかも。
「縞の財布」
みずから東北の農民出と認める「あらえびす」らしいアンチ武士色が
濃く出た作。狂綺堂はこういうのは書かないわな。
- 710 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/13(日) 12:00:31 ID:MugsBtmS
- 「彦徳の面」
間違いなく言えるのは、作者はジョンのプレーグコートを読んでるはずという
こと(w、後半の事件解決までのスピーディな展開は見物である。
これもこのシリーズの特色のひとつなのだが、「馬糞茸が化けて、仮に人間の
ヒネたのになったといった老人」等の、わけわからめで極端な形容も散見
されるのも面白し。
「遺言状」
江戸時代らしい道中トリックは面白い。ただしメーンのダイイングメッセージねたは今ひとつという感あり。
「槍の折れ」
これもトリカブトねた。うーん、年代順でなく編集するのであれば、
メーンなネタが被る作を同一巻に収めるべきではなかろう。
- 711 :名無しのオプ:2011/02/14(月) 13:57:24 ID:QQcJjsMk
- 賛否両論あるロートレック荘を読了しました
ストーリーも悪くないし、見事に騙されたけども、
あの目欄の手法はアンフェアではないの?
- 712 :名無しのオプ:2011/02/14(月) 14:10:30 ID:3wznCS6h
- >>710
いいえ
- 713 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/14(月) 21:06:56 ID:09IHntvx
- >>711
結局、叙述トリックはどう書いてもアンフェアと指摘される面が出て来る宿命にあるのだと思う。
これを書く作家は事前にその批判を覚悟の上でってことになろう。
- 714 :名無しのオプ:2011/02/14(月) 21:11:41 ID:4G4hObCl
- >>713
おいおい走ってくるんじゃなかったのかよw
相変わらず嘘ばっかりなんだなお前はw
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/kin/1269932319/864
>864 名前:ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE 本日の投稿:2011/02/14(月) 20:56:52 ID:/TVpGo/l
>一走りして来るわ。
>雪の中を疾走する先生というイメージを活かしたオリジナルストーリーを構想中だお。
- 715 :名無しのオプ:2011/02/14(月) 21:15:13 ID:wCnwviw7
- >>713
似たような感じの作品にハサミ男や蛍があるけど、それらは特別アンフェアとは
思わなかった(どこで見破るんだ?とは思ったけど)
でも、ロートレック荘の711の目欄はどう考えてもアンフェアじゃない?
他の作家(作品)でも使われた事がある手法なのかな?
- 716 :名無しのオプ:2011/02/14(月) 22:30:06 ID:Ry5/LOFe
- >>715
ロートレック荘は解決篇になってムチャクチャ悔しかった覚えが
あるんだが、それは解決篇前にトリック(>>711メ欄)を見破るための
伏線(メ欄)がちゃんと理解出来ていたから。
当然そこからあのトリックは看過出来ていなければいけなかったのにと。
- 717 :名無しのオプ:2011/02/15(火) 03:06:45 ID:jCPtKvhf
- 小泉喜美子の弁護側の証人読んだ
夏樹静子が好きなんで似た感じでよかった
レベッカとか出てきていい感じ
殺されたおじいちゃんがかわいそうだった
立派な人だと思った
なぜか道尾秀介が解説していた
- 718 :名無しのオプ:2011/02/15(火) 05:29:38 ID:yYfFi8wx
- >>716
看過じゃ君が言いたいことの正反対になるぞw
- 719 :名無しのオプ:2011/02/15(火) 08:53:02 ID:/dLALKrZ
- 密室殺人ゲーム読んだ
思ったとおりの今っぽい作品でなんかイライラ 個人的につまらなかった
- 720 :名無しのオプ:2011/02/15(火) 11:12:35 ID:j5B52fhd
- >>716
後者の方は分かったけど、前者がよく分からない
もう少し詳しく教えて
- 721 :名無しのオプ:2011/02/15(火) 11:23:32 ID:IXcO3Vvk
- こっちも必死なんだなw
- 722 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/15(火) 21:41:39 ID:40nAueNx
- アクロイド、蝶々、夜歩く、葉桜、ロートレック・・・
そしてマイナーな怪作とでも言うべき「狂嵐の銃弾」。
この辺を確認してみたが、うーん、あらためて叙述トリックの記述の難しさを
実感した。 何かミステリ作家にとっては禁断の木の実という感もある。
- 723 :名無しのオプ:2011/02/15(火) 21:45:39 ID:Po4RtEn6
- それはそれは
- 724 :名無しのオプ:2011/02/15(火) 23:07:11 ID:jJ+t+2gn
- 悪の教典上巻読み終わりました。
王様のブランチで紹介されたあらすじと違う気がしますが、多分紹介されたのは下巻がメイン??
早速下巻も読みたいと思います。
- 725 :名無しのオプ:2011/02/15(火) 23:11:45 ID:mQaHihhz
- 追い詰められてこっちに逃げているのか書斎w
- 726 :名無しのオプ:2011/02/16(水) 01:17:01 ID:G36oZ5hA
- 天使の囀り読んだぞ 読み終わったら朝4時だった。
線虫きめぇ
- 727 :名無しのオプ:2011/02/16(水) 04:37:27 ID:UQpzFI8x
- 読んだ読んだと必死の書き込みw
わざとらしすぎて笑えるwwww
- 728 :名無しのオプ:2011/02/16(水) 08:13:49 ID:Gu5XvvCE
- 書斎は読んだぞ!!!!!!読んだとも!!!!!!!!!
- 729 :名無しのオプ:2011/02/16(水) 09:14:21 ID:Gfb2VUyz
- フリーター、家を買う。
スルーと読めて面白かった
ナイチンゲールの沈黙
この作者の品の良さが好きだな
- 730 :名無しのオプ:2011/02/16(水) 12:02:38 ID:tV6P5KmE
- クリムゾンの迷宮
人間同士で殺しあってほしかったな
化け物になってしまったから萎えた
- 731 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/16(水) 19:51:06 ID:62wds6Fq
- 叙述トリックもの、書庫からNの野獣も出て来た。
格調がある作なので再読には堪えるのだが・・・
やはりこのトリックの書き方の難しさを感じた。
叙述トリックと言うが如しか。
- 732 :名無しのオプ:2011/02/16(水) 19:57:10 ID:LzT9vx9m
- これが叙述トリックだこれもだ、ってタイトルあげるだけでネタバレになるんだもんな
書斎のような馬鹿には楽でいいやな
- 733 :名無しのオプ:2011/02/16(水) 21:28:18 ID:ZN3ftPTa
- >>716
タイトルってのが良く分からない
教えて
- 734 :名無しのオプ:2011/02/17(木) 21:23:33 ID:gH6IbjXU
- もっとも過去「倒叙ものを理解しているのは俺くらい」と豪語しながら
歴史的代表作ですらまったく読んでいなかったことも露呈したからね。
普通の人には楽なことでも、書斎には一生実現不可能なことだったり
するからね。
- 735 :名無しのオプ:2011/02/17(木) 22:23:02 ID:62LrT2K0
- 大岡昇平の事件 読んだ。
ちょっと読んでから、映画を以前見ていたことに気づいた。
内容は残念ながら分かってて読むことになったけど、これはいい作品だな。
今発表してたら、直木賞受賞だろうな
- 736 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/18(金) 19:30:54 ID:aAY6YJIb
- >>735
当時は日本推理作家協会賞受賞作品ってことに違和感大だった。
ミステリの定義が拡散した感がある今ならそんなこともないのだろうけど。
- 737 :名無しのオプ:2011/02/18(金) 19:43:31 ID:5qbsNuxW
- メタボラ読みました
面白かったです
桐野さんの作品ははじめてでしたの
他に桐野さんのでオススメありますかしら?
教えていただきたいですわ!
- 738 :名無しのオプ:2011/02/18(金) 21:10:10 ID:7j9aa7ae
- 書斎
http://hissi.org/read.php/mystery/20110218/YUFZNllKSWI.html
自演
http://hissi.org/read.php/mystery/20110218/VTlGOEVXYUM.html
でつまつ(アニメ映画板)
http://hissi.org/read.php/animovie/20110218/Vm8xMWY5b2Q.html
自演(アニメ映画板)
http://hissi.org/read.php/animovie/20110218/VEZ0MlNyQTY.html
- 739 :名無しのオプ:2011/02/18(金) 21:10:37 ID:7j9aa7ae
- 誤爆失礼
- 740 :名無しのオプ:2011/02/18(金) 21:27:46 ID:dd/KLb4w
- >>737
顔に〜天使〜ダークのミロシリーズ。短編は微妙。ミロの親父のやつ(タイトル失念)
アウト、グロテスクなど良作多し。初期の方が万人向けかも?最近のはアクが強いから。ただ、柔らかな頬は正直お勧めできない。
- 741 :名無しのオプ:2011/02/19(土) 01:13:47 ID:CHfSFeJN
- >>740
ありがとうございます
気になったんですがメタボラで最後昭光は死んだのでしょうか?
自分は死んだと思い凄い切ない気持ちになりました
しかしさっきAmazonのレビューみたら違うのかなって
- 742 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/19(土) 14:41:03 ID:ShBRwGbh
- 野村胡堂「銭形平次捕物控(二)八人芸の女」
収録作品全話講評
「一枚の文銭」
シリーズおなじみの大店ネタ。謎解きそのものよりも、大店に蠢く人間像が
面白い。この辺は短編ながら横溝作品的魅力あり。
「大村兵庫の眼玉」
ちょいと異色なご家中ねたか。まあ、解決はこの時代ゆえリアルなのかも。
「綾吉殺し」
まあ、平次談らしい人情噺、それだけや・・・
「招く骸骨」
かなりグロい事件。奇談も書く「あらえびす」らしくはあるが、
ミステリとしては平板という感あり。
- 743 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/19(土) 14:41:46 ID:ShBRwGbh
- 「赤い紐」
うーん、俺が人情家平次でも取り扱いに迷ったであろうリベンジねた。
「二服の薬」
平次の目前で殺人が・・・犯人に怒りながらも見事な手口に感心もする
名探偵気質とでも言うたものが面白い。
薬ネタの犯行トリック、意外な動機とミステリとしてまずまず面白い。
「八人芸の女」
二人一役、一人二役が交錯する、なかなかに面白い作。
ただし、締めも人間ドラマとしてはそれでOK?感は拭い切れないものあり。
「雪の足跡」
雪の密室ネタ。竹馬トリックにはワロタ。
あらえびすは結構、ジョンが好きなんではないかな。
「お民の死」
タイトルネタばれ全開、
まあお民可哀想でもあるが・・・という一編。
だからビッチやずるい女が殺されて良いという理屈は無いわけだが。
- 744 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/20(日) 19:52:54.57 ID:7tygZxWg
- 野村胡堂「銭形平次捕物控(一)平次屠蘇機嫌」を読んだ。
第1巻ということもあってか、
怪奇性、猟奇性がある作は皆無に等しく、人情噺&捕物のスリルというこの
シリーズの特色が良く発揮された作がセレクトされているようだ。
前記した他社刊行の選集「奇譚」と比較すると、テーストの相異が実感
出来よう。
収録作品全話講評
「買った遺書」
大店ものだが、予想外の展開が面白い一編。
「平次屠蘇機嫌」
鬼平犯科帳シリーズの如き、盗賊捕物ネタ。
スリリングだがその分ミステリ色は薄いのが残念や。
「蝉丸の香炉」
これは大店を舞台にしたありがちな人情噺。つまらん。
「人形の誘惑」
これは長屋の惨劇・悲劇とでも称したい一編。犯人の意外性はありか。
「辻斬綺談」
平次も迷走させた辻斬御用の件。その正体は逆をゆく意外性あり。
「花見の仇討」
落語のようなタイトルだが、犯人の意外性は十分。
- 745 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2011/02/20(日) 19:54:29.66 ID:7tygZxWg
- 「碁 敵」
碁を道具立てにした着眼点そのものは面白いのだが、
展開にやや無理があるのが難か。ゆえに出来は今ひとつだ。
「お藤は解く」
名探偵お藤ちゃんか(w、ゆえに犯人が見えてしまう作でもある。
「双生児の呪」
まあ、いかに時代小説とはいえ、このネタは禁則とするミスオタもいようが、
最後の大川の捕物はスリリング。
健気な女御用聞きお品さんを救うため平次の銭が〜〜〜飛〜〜〜ぶ
「御落胤殺し」
うーん、タイトルからは大層な大捕物を期待したのだが・・・
しょぼいリベンジねたに終ったのは残念。
- 746 :名無しのオプ:2011/02/20(日) 20:06:24.68 ID:4i1kQppP
- 覗き趣味を満たすために外出していたという設定だろw
読んだフリはやめろってw
926 名前:ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE 本日の投稿:2011/02/20(日) 19:52:12.50 ID:Vn/5E4eD
余談ながら、先ほど一走りして来たところだ。
- 747 :名無しのオプ:2011/02/20(日) 21:02:03.75 ID:DNWIvYpx
- 普通、1巻から先に読まないか?
なんで土曜日は2巻からなんだろうなw
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